オーブ五 本物の「はやぶさ」君は、地球への帰還の長い旅の途中で、地球から見て太陽のほぼ反対側の 火星軌道より弱冠内側あたりを航行中です エンジンを停止した状態、つまり慣性航行中で、満身創痍の躰を休めていると言ったところでしょうか それはともかく、ジャガイモのような物体が回転している場合に太陽光をうけて、 その明るさがどのような変化をするかについては、イトカワの観測例が豊富にありますので、参考にされたいと思います さて、地上に戻って、宙を舞う埃について、どんな形をしているかご存じでしょうか また、雨滴の形状についてご存じでしょうか 埃が何物かってのは特に決まっている訳ではありませんが、 普通の日本語では、糸くずや毛髪、フケ、ダニやその排泄物、カビの胞子なんかが空中を浮遊している状態や 隅っこに堆積している状態をいいます もちろん、今、話題にしているのは空中をふわふわ漂っている方ですね 形状は千差万別、大きさも同様なのは、上の説明で理解出来ると思いますが、概ね目で見ることが可能な 大きさの物をいうようです(ちなみに煙草の煙の粒子の大きさは0.4ナノメートルですが、埃と呼ばれる物はもっと大きいです) つづく